EC開発三野さん 参加後ブログ記事
はじめまして、奈良先端科学技術大学院大学 修士1年の三野です。
情報系の専攻ですがWeb開発の知識は勉強中で、フロントエンドはNuxt.jsを触ったことはありましたがReactは触ったことないなーという状態でした。
参加前にメンターさんとの事前面談があり、インターンシップで使用する言語やツールなどを教えて頂いたので、当日までに少し調べてから参加しました。
参加が決まった時点では梅田のオフィスに出社予定でしたが、新型コロナ感染拡大のためオンラインでの参加に変更となりました。
インターンシップの内容
同じ日程でインターン生4人(データサイエンスコースも含めると6人)が参加しており、開発はインターン生2人+メンター1人に分かれて2チームで行いました。
内容はモノタロウのECサイトをより使いやすいように改良するというもので、私たちのチームでは商品の絞り込み表示を分かりやすくすることを目標としました。
コンポーネントの実装はReact+TypeScriptで行い、開発ツールとしてStorybookを用いました。
インターンシップの流れ
1日目
開発はモノタロウ本社のPCにリモートアクセスして行うため、その設定と環境構築を行いました。その後、各チームでサイト上の改良してみたいところを探し、そのページをAtomic Designに基づきコンポーネントに分割していきました。
2日目
参加する日程によりますが、月1回行われる部門定例に参加することができました。
知らない単語をメモしながら聞いていると、会議が終わる頃には20個ほど書いていました。後から見直すと元から知っていた単語も一部あったので、取り敢えずついていくのに必死だったのだと思います。知らない単語の多くは運用や保守に関わる用語で自分が勉強しなければいけない領域だと思いました。
その後は練習として簡単なコンポーネントを実装したあと、チームに分かれて本格的な実装に入っていきました。
3日目
コンポーネントの一部を完成させレビューを行ってもらい、変数名の付け方とマジックナンバーを定数として切り出すようにとコメントを貰いました。
特にマジックナンバーの定数化は、「3日も経てば自分も他人」という言葉があるように個人で開発するときも意識する必要があるので、気をつけて開発したいと思います。
4日目
引き続き実装を進めていきました。丸1日開発をできるのはこの日が最後だったので、気合を入れて1日を過ごしました。
この日までに、モノタロウで実際に開発を行うチームとの交流会や朝会(1日の最初にチームで情報共有する会)に参加させてもらったのですが、他者に敬意をもって接していることが伝わってきました。敬意をもって接することで堅い雰囲気になるわけではなく、良い距離感で仕事ができそうだと感じました。
5日目
実装とテスト・発表資料の作成を行いました。テストはAtomicDesignのLv.1〜Lv.3までの正常系・異常系を作成することが理想でしたが、今回は1つのLv.3コンポーネントに対して正常系のテストのみを作成しました。
最終発表会では、5日間を通しての感想に対してコメントを頂いた他、今後のモノタロウの方針も聞くことができました。また、データサイエンスコースがどのようなことをしていたのかを知ることができて良かったです。とても楽しそうでした。
まとめ
実際に働くイメージを持つことができた他、社員の方々との交流で社内の雰囲気を感じることができました。
インターンシップの間は基本的に常時Zoomに接続しており、困った事があればいつでもメンターさんに質問できる環境でした。また、1日の最後に提出する日報に対してもコメントを頂けて、メンターさんに感謝し続ける1週間でした。
お忙しい中インターンシップを実施して頂きありがとうございました。この経験を自身の開発スキル向上や就職活動に活かしていきます。