EC開発鈴木さん MonotaRO Tech Summer Internship 2022 エンジニアリングコース

はじめに

はじめまして、早稲田大学基幹理工学研究科情報理工・情報通信専攻の鈴木です。
大学では群知能を専攻しており、趣味でWebアプリのバックエンドの開発等を行なっています。
2022年9月5日〜9月9日という日程でモノタロウサマーインターンシップのエンジニアリングコースに参加しました。参加した際のレポートを書いていきたいと思います。

参加した動機

私がモノタロウを知ったきっかけは、ものづくりサークルに所属していた際にモノタロウのECサイトを使って部品を購入していたことでした。
スカウトサービス経由でサマーインターンが開催されていることを知り、自社アプリを開発している企業におけるエンジニアの開発経験を積みたいと考えていたこともあり応募することにしました。
複数の企業のサマーインターンに申し込んでいましたが、面接をしてくれた方の人柄からモノタロウで働くことに興味が湧き、インターンに参加することを決めました。

インターンについて

課題概要

インターンの内容は現状のECサイトの課題を見つけ、その改善を行うというものでした。
私が参加したタームではエンジニアリングコースのインターン生が全部で4人いて、2人ずつのグループに分かれて課題を行いました。
それぞれのグループにメンターの方が一人ずつ付いてくださり、グループ別で課題を進めつつ、朝会と夕会で進捗報告と情報共有を行っていました。

やったこと

インターンは全日程リモートにて実施され、私物PCからリモートデスクトップを用いて社内環境に接続し、開発を行いました。
私のグループでは、「ECサイトの検索画面で商品画像を複数見れるようにする」という課題を選び、開発を行いました。開発はAtomic Designという設計手法を用い、コンポーネント別で実装を分担し共同開発を行いました。
ざっくりとした開発スケジュールは以下の通りです。
1日目: 環境構築・課題決め
2日目〜3日目: 開発
4日目: テストコード実装・発表資料作成
5日目: 発表
詳細を振り返っていきます。
1日目は大半の時間を環境構築に費やしました。その後、グループごとに分かれて課題決めを行いました。課題を決めた後には作業分担を行うためにコンポーネント分けをして、スケジュールを立てました。
2日目はLv1コンポーネント・Lv2コンポーネントを開発しました。グループでzoomを繋ぎ、相談しながら開発を行なっていました。
3日目はLv3コンポーネントを開発しました。グループメンバーと分担して作成していたコンポーネントを結合させる作業を行なっていました。
4日目には、コンポーネントのブラッシュアップのためにテストコードを実装しました。それと同時並行で発表資料の作成を行いました。
5日目は、発表練習と四日目に残ったタスクをこなし、多くの社員の前で発表を行いました。
Atomic Designという単語すら初耳というほどフロントエンドはあまり触れたことがなく、初めは言語に慣れるところからスタートしました。
作業中はメンターの方や、もう一人のグループの人とzoomを繋いでいたのですが、困った時にはすぐヘルプが出せたので、最後まで開発することができ、共同開発の良さを体験することができました。
また、私はテストを実装したことがなかったので、正常系異常系についてテストコードを考えるというのは良い経験になりました。

その他イベント

インターンでは課題以外にもいくつかイベントに参加しました。
一日目と二日目にはランチ会があり、一日目はメンターを含めたエンジニアリングコースのインターン生達と、二日目にはデータサイエンティストコースを含めたインターン生全員と交流することができました。
また、複数の開発チームとの交流会があり、先輩との座談会も開催されていました。
そして、今回はエンジニアリングコースはフルリモートだったので、オフィスツアーも企画してくれました。
他にもモノタロウクイズなど、インターン課題以外にも内容盛りだくさんのインターンでした。

おわりに

今回のインターンを経て、設計→開発→テストといった一連の流れを体験することができ、自社開発を行う企業でエンジニアとして働くイメージを掴むことができました。そして、今回初めて触った言語に関して興味が沸いたため、趣味でもう一度一連の流れを踏みながらECサイトを作ってみようと考え、今開発を進めています。
最後になりますが、インターンを受け入れてくださったモノタロウの皆様、本当にありがとうございました。オンラインではありましたが、会社のイメージを具体化するための企画を沢山してくれたおかげで実際に働く時の感覚を掴むことができました。自社製品の開発を行う会社でのエンジニア開発について知りたい人、モノタロウという会社へのイメージを具体化させたい人におすすめのインターンなので、是非参加してみてください。