MonotaRO Tech Summer Internship 2022 エンジニアリングコース 参加レポート 名越さん

はじめに

私は9/12 ~ 9/16の5日間、MonotaRO Tech Summer Internship 2022 エンジニアリングコースに参加させていただきました。大学で情報学を専攻していましたが、今回実施したバックエンドの知識はほとんどない状態で参加しました。今回のインターンでは、7名の学生が参加しており、そこから3人、2人、2人のチームに分かれ、EC開発グループで2チーム・EC基盤グループで1チームのワークを行いました。私はEC基盤グループの「サーチチーム」という部署でのワークを行いました。

実施内容

サーチチームはECサイトの中でも検索に関連する部署です。そこで、検索の運用業務を改善するためのワークを行いました。バックエンドに関する部分です。具体的には検索エンジンからAPIを利用して取得したデータを、定期的にBigQueryに投入するプログラムを作成しました。
今回、プログラムに使用した言語はPythonで、アプリケーションとして、Google Cloud Platform(以下 GCP)を使用しました。Python自体は普段使っているため問題はありませんでしたが、GCPをはじめとしたクラウドサービスは一切使ったことがなかったため、Pythonと連携させるのに苦労しました。流れとしては下図のようになり、Cloud Schedulerで定期的な実行、Cloud FunctionsでBigQueryとCloud Storageを操作していました。これらの名前や役割も一切知りませんでしたが、なんとかチームのメンバーとメンターさんに助けていただき、やり遂げることができました。

インターンスケジュール

このインターンは5日間、9時から18時まであり、休憩(1時間)で、約40時間の業務時間です。そのうち、上記のワークに取り組むための時間が20時間程度ありました。そのため基本的には最終日にある成果発表会のために、グループでワークを進め、資料を作るような時間が多くを占めていました。ワークの内容は実務で使えるような内容でもあり、感想としてはハードでした。しかし、メンターさんとはいつでも連絡が取れる状況で、いつでもヘルプを求めることが可能で、特にやりづらさを感じる事はありませんでした。
そのほかの時間は、朝会・昼会・夕会といってメンターさんも含めて進捗・質問・今後の予定などを報告する時間があったり、実際の社員さんたちの朝会に参加させていただいたり、ECSE部門にある部署の説明会などがありました。どれもラフな雰囲気で、聞きたいことがあれば質問できるため、現役で働いてる方の話を聞きたい人にはぴったりだと思いました。

感想

今回のインターンシップはとても有意義な時間を過ごすことができました。
技術的な側面では、実装からリリースまで経験することができたのはもちろん、なんとなくで使っていたGitについてもう一段詳しくなることができたり、何の知識もなかったGoogle Cloud Platformを使うことができたりと、多くを得ることができました。
インターン生のためのワークではなく、実務体験をさせていただけるという意味では、夏休みに参加させていただいた他社のインターンよりも、会社・業務の雰囲気を味わうことができ、就職した後についても具体的なイメージができるようになったと思います。
5日間でとても多くのことを得ることができました。この経験を今後に生かしていきたいです。本当にありがとうございました。